前回の記事に、6月11日に何かあるかもしれないとか書いていたんですが、特に何もありませんでした。
この日は、東京アラート解除と関東地方が梅雨入りしたぐらいかな?
悪いことが起こらなくて良かったという見方もできますが、、
それにしても、予言みたいなことをブログに書いたのは初めてで、しかも外れた時の言い訳なんかも考えたりして、柄にもないことはするもんじゃないですね。。。(大汗)

それは兎も角、夢に出てきた本当の日付は11月6日だからまだ5ヵ月も先ですが、こちらの方はかなり可能性が高いと思っています。
6月11日という日付は「あの世とこの世は鏡合わせ・・・」とか言って自分の頭の中で考え出してしまったことなので、そういうのはだいたい間違っているもの、、
予言というのは、そもそも人間が頭で考え出すものではなく、人知を超えたところから降って来るものです。
でも、もちろん何度も書いているように、人知を超えたところといってもその約7~8割は魔界系なので、気をつけていなければなりません、、、

世の中には色々な方がいらして、「願いが叶う」系の殆どは魔界系なので、魔界系を好む人は結構います。
(本物は個人の幸せよりも、より多くの他人の幸せを願い叶えるもの、世界平和とか)
黒魔術とかに嵌る人も多いようですが、今の僕は頭痛や吐き気を催してきてしまうのでとてもとても無理です。
僕もこれまで似たような世界にずっといて、その世界からやっと抜け出して新鮮な空気を吸っているところで、魔界にはもう懲り懲りで、あの世界には二度と戻りたくはない訳です。

そんなことを書いても、普通の人にはまったく理解できませんね。。
そこで今日は、前々回の記事にも予告していましたが、スウェーデンボルグ(1688~1772)という人物について書いていこうと思います。
彼は霊界(あの世)の世界のことを詳細に書き記していて、僕の不可思議体験と符合する部分もとても多いです。
swedenborg01
エマニュエル・スウェーデンボルグ
は18世紀のスウェーデンの偉大な科学者で、自然研究家で、発明家で、また貴族院議員でもあり、霊能者でもありました。
日本ではあまり知られていないかもしれませんが、もしスウェーデンボルグが現代に生きていたらノーベル賞を鼻歌を歌いながら5つも6つも取っていただろうといわれている人物です。
彼はゲーテやヘレン・ケラー、日本人では内村鑑三や鈴木大拙などに影響を与えています。
(ゲーテの『ファウスト』は、まさにスウェーデンボルグによるところが大きい)
またリンカーンやドストエフスキー、夏目漱石にも影響を与えていたとする学者もいます。
逆にカントは、『視霊者の夢』という彼を批判した本を書いています。

彼は11歳でウプサラ大学に入学し、大学を出ると当時の科学の先進国イギリスに渡り、ニュートンなどの一流の学者と交流し、28歳までの時期はイギリス、フランス、オランダなどの各国の一流物理学者、天文学者、数学者などと接触して自分の学問の基礎を固めていきました。
帰国した彼は、スウェーデン国王カール12世から鉱山局の監督官に任命され、戦争の資金やスウェーデンの工業発展に貢献していきます。
そして蒸気機関・潜水艦・飛行機などを構想したり、現代の物理学につながる先駆的な理論をも生み出していて、30歳になるかならないかという若さで、様々な分野で学者たちを驚愕させる著作を次々と発表していきます。

やがて彼は科学や工学の研究を続けていく中で、真理は物質の中にではなく有機的な生命の中にあると考えるようになり、生理学や解剖学の研究に没頭し始めます。
特に脳と身体の関係に注目し、大脳作用の意義を初めて明らかにしたり、右脳と左脳の理論などを発表したりして、現代の脳科学の先駆者となりました。
しかし、いくら脳と身体の関係を研究しても人間の本質には辿り着けず、真理は肉体の生命の中には無いのではないかと考えるようになり、今度は宗教の研究に没頭し始めます。



そして58歳のある日、イギリスのとあるレストランでひとり夕食をとっていた時、「ちょっと食べすぎたな」と思っていると、彼の目にヘビやカエルなどの気味の悪いヴィジョンが突如として現われ、それが消えた後に今度は一人の人物が現れて、「汝、あまり食を過ごすなかれ」と言って消えたのだそうです。
swedenborg02
家に戻ってから、机で明日の仕事で使う書類をまとめているうちに寝落ちしてしまい、ハッと目を覚ますとあのレストランに現れた人物が再び現れ、「我、汝を人間死後の世界、霊の世界へ伴なわん。汝そこにて霊たちと交わり、その世界にて見聞きしたることをありのままに記し、世の人々に伝えよ・・・」と言ったそうです。
このイエス・キリストと思われる人物の出現によって、彼は身体をこの世に置いたまま霊界に行けるようになります。

彼はヘビやカエルのヴィジョンによって、「学問」というものが「食」と大差のない低級で現世的な楽しみに過ぎないことを悟り、もっと高い自分の使命に進むことを決心します。
「ガラクタのような」学問を捨て、霊界の真理、宇宙と人間の真理を人々に伝える「霊界のレポーター」に変身したのです。

しかし、それはキリスト教の伝統的教説と異なる点が多いので、当時のキリスト教会からは異端視され、異端宣告を受ける直前にまで事態は発展するのですが、王室の庇護により回避されています。
生前には公開されなかった『霊界日記』にも、使徒パウロが地獄に堕ちているとしていたり、ダビデを「ドラゴン」と呼び彼も地獄に堕ちていると記されているので、現在でもキリスト教会からは批判されています。
また、彼は月や火星などの惑星にも人間が暮らしていると主張しているのですが、キリスト教にとって空は神の領域であって、月人や火星人など以ての外なのです。

もちろんキリスト教徒でなくても、現代人の多くは「地球以外の太陽系惑星に人間が暮らしている」なんて話はまったく信じないと思います。
金星は灼熱地獄で、木星はアンモニアの嵐が吹き荒れていて、とてもとても生物が生きられるような環境ではないからですが、真実はどうやら5次元以上の高次元に暮らしているようです。
現在、ネットでは異次元の存在が色々と叫ばれていますが、今から300年も前に、もうそのことを知っていた人物がいたということです。



永遠の眠りについた死者・・・物質界、自然界的にみれば、人間の肉体の死は、この世のすべての終わり、、
しかし霊界の側からみれば、その肉体をこの世におけるひとつの道具として使用していた霊が肉体の使用を止め、その支配力を失ったに過ぎない
やがて霊界から大いなる光と共に、導きの霊がやって来る
(この辺は、サアラ(Saarahat)さんの本と照らし合わせていくと面白いです)

霊は何かを失ったのではなく、ひとつの世界からもうひとつの世界へ移住するだけ
以前と同じように身体とその感覚もあり、理性も意志も生きていた時と同じ
考え方も情愛も、また感覚も欲望もまったく同じ

衣服はその人の理知に反映され、食事は真理を知ることであり
住居は神から無償で与えられ、その人の理性と意志の状態に応じて姿形や環境も変わる
そこは心の中の本性がストレートに反映されていく世界

そして、この世に太陽があるように、あの世にも「霊界の太陽」というものが存在している
実は、すべての生命の根源がこの「霊界の太陽」であり、「霊界の太陽」から発している「霊流(間接霊流)」によって、霊界全体が繋ぎ合わされ存在している
この光は霊たちにものを見せ、ものを考える理性の基本となり、その熱は霊たちに生命を与える
「霊流」はこの3次元物質世界にも届き、地球上のすべての生きとし生けるもののエネルギー源となっている
「霊界の太陽」に近づけば近づくほど天国(高次元)となり、離れれば離れるほど地獄(低次元)となる
swedenborg03
「霊界の太陽」、それこそが神であり、その熱と光によって万物を育むように、神はその愛と智恵によって人間を育む
人間は神から意志と理性が与えられ、意志は神の愛を受け、理性は神の智恵を受け、意志によって善を求め、理性によって真理を求め、善と真理を究めれば究めるほど、人間は神に向かって上昇していく

「神への愛」と「隣人への愛」に生きる者は天国を造り、「自己愛」と「世間愛」に生きる者は地獄を造る
(「自己愛」とは、自分のために他人から喜びを奪い取ることであり、「世間愛」とは、隣人が持っているものを自分のものにしたいという欲求のこと)
天国と地獄の違いは、「愛の質」の違いだということ

人間の死後、精霊となった者のうち、どんな者が地獄へ行くのか・・・
それは「自己愛」や「世間愛」が強いがために「霊」に眼ざめることができず、霊界の存在が見えない精霊たち
その者たちは、神の愛である「霊流」から逃げるように、自ら進んで光の届き難い地下世界へと入っていく
その者たちは、人間界にいた時、物質的欲望、色欲、世間的名誉欲、支配欲といった人間の外面的、表面的感覚を喜ばすことのみに心を用いて、本当の「霊的」な事柄を極端にないがしろにしていたのだ
だから地獄から発する臭いに引き寄せられ、卑しい欲の満足のために自ら好んで頭から突っ込んで行く
swedenborg04
そこで待っているのは、永遠の苦しみ
一度足を踏み入れたら最後、彼らの餌食となり、彼らの奴隷としての生涯を送ることになる
欲に引き寄せられて酷い目にあい、酷い目にあった後で再び欲に引き寄せられ、そうやって何度も何度も同じことを繰り返していく中で自分の罪を厭うようになる
その時初めて、地獄から抜け出すことができる

霊たちがどの世界に属すのかということは固定されてはいない
つまり、絶えず変化している
霊たちは常に霊的純化の修行を続けていて、その霊的人格の向上に伴って、より上のレベルの世界へと移っていく
そして最上の天上界は、美しさと輝きに満ち溢れた世界
その世界を一言で言い表すとしたら・・・

ひとりの霊の幸福が
すべての霊の幸福であり
すべての霊の幸福が
ひとりの霊の幸福である

他者の罪を負い、他者のために自分を犠牲にする者の世界
「霊界の太陽」に近い天上界は、怠惰とは無縁の生命と活動に溢れかえった世界
天上界の霊たちは、霊界全体に役立つことをそれぞれの仕事として絶えず遂行している
究極の天上界においても、そのような止むことのない修行と純化
————いわば新たな創造が続けられている
swedenborg05
スウェーデンボルグが見てきた霊界を簡単に要約すれば、こういうことになるのではないかと思います。
この世界がいかに地獄世界に似ているかということが、これでよくわかるかと思います。
「自己愛」や「世間愛」は、持っていて当たり前という世界です。
「隣人への愛」とか「自己犠牲」なんて言ったら、頭がおかしいのではないかと思われてしまいます。

聖書のマタイ伝には、このような記述があります。
イエスがオリーブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとに来て言った。
「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」(マタイ24・1-3)
「人の子が来るのは、ノアの時と同じだからである。洪水になる前は、ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていた。そして、洪水が襲って来て一人残らずさらうまで、何も気がつかなかった。人の子が来る場合も、このようである。」(マタイ24・37-39)

つまり、ノアの大洪水の時の状況と今の現在の状況はまったく同じだと、今から2000年前にイエスが語っているのです。
長い間人口は2憶人程度だったのが、産業革命の時に突然人口爆発が起き、そして今や世界人口は77憶人。
1%の支配層が9割の富を握りしめ、後の1割の富を99%の人間が醜い奪い合いをしている。

日本の一般人の殆どが今の自分の幸せのことしか考えていなくて、あの世のことなんて考えてもわからないから葬式などはすべてお坊さん任せ。
困った時だけは神頼みで神社へお参りに、、、
我欲ばかりで感謝も何もないから、神様も飽き飽きして今や神様のおられる神社などめっきり少なくなりました。
神様がいなくなった神社は、完全に悪霊たちの温床と化します。
神社が汚れれば街が汚れていき、そこに住む住民たちの心が汚れていきます。
それはそれは酷い状態といえます。
この世はまさに、悪魔が思い描いていた世界。
つまり、「霊界の太陽」の光が最も届き難くなった時代といえるのです。

現代科学において確認できる最小の素粒子は、10マイナス19乗という大きさ。
ひも理論によれば、最小の素粒子は10マイナス35乗・・・
しかし、それよりももっと小さな素粒子があって、それを元に作られたのがフリーエネルギーらしいのです。
宇宙人は、このフリーエネルギーを使ってUFOをコントロールしているとのこと。
この未知の素粒子(ダークマター)は宇宙中、宇宙の隅々にまで存在しているということ。
宇宙は真空ではないのです。
これが人々に知れ渡ったら、1%の支配層は富を独り占めできなくなります。
だから宇宙は真空であり、石油以外に人類の発展は無いと法螺を吹き続けているのです。
フリーエネルギーは、今からもう100年も前にニコラ・テスラによって発明されています。

このもっとも小さい素粒子こそ、「霊界の太陽」から放たれる「霊流」なのだと思います。
神から人間に与えられる「意志」(愛)と「理性」(調和)は、原子核の「陽子」と「中性子」に蓄えられ、電子によって現実化されている。
魂とは、原子核の集合体。(足立育郎著、波動の法則より)
自分の魂、そして自分の身体の中にも、「霊流」が流れてきている。

ガヤトリーマントラを唱えて瞑想していると、自分の中の仏性が視覚化されて現れてくることがあります。
突然、この現実世界の地獄性が入り込んできて、瞑想中に浮かんだ美しい天上界が乱れることもあります。
その場合、「霊界の太陽」を意識して、この地球が美しいアルスの世界になることをイメージしながら現実世界の地獄性を包み込んでいきます。
そうすることによって、自分の身体がさらに光に包まれていくような感覚になるのです。
そしてその光は、世界中の人々に行き渡っていくのです。

ノアの大洪水のようなことが起こらないようにするためにも、この「霊界」のシステムを多くの人が知る必要があるのだと思います。
今までは1%の支配層によって隠されてきた訳ですが、今は裏に隠されていた事実が表面化していく時代に入ったのですから、これは人類にとって大きなチャンスだと思うのです。
ネットを最大限に活かして、こうした真実の情報をシェアしていきましょう。



参考資料
エマニュエル・スウェデンボルグの霊界 マンガ版―私は霊界を見てきた!!(日本語) 単行本
Wikipedia エマヌエル・スヴェーデンボリ
死後の世界とは? スウェーデンボルグ 真理の研究 様
霊界日記 第1巻―遺稿(日本語) 単行本




ランキングに参加しています。
↓クリックのご協力をお願い致します。↓