piabuの不思議blog

オカルトでも陰謀論でもなく、この世界に隠されている本当の真実を自分自身に起こった不可思議な体験を元に探求しています。人間はなぜ生きなければならないのか?異次元世界はどうなっているのか?知れば知るほどに、この世界が摩訶不思議なもので溢れていることに気づくのです。

2014年07月

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こうして海の向こうの遠くに霞む山々を眺めていると、人間というのはこうして何度も何度も生まれ変わってきたのだということを教えられている様な気分になります。
しかしほとんどの人間は、前世の遠い記憶のことなど忘れてしまう。
それは、魂を霊的に成長させていくには、前世の記憶は邪魔に他ならないから。

やがて人間は常識というフィルターを通してしか、物事を見ることが出来なくなっていきます。
知識人ほど、その傾向はより強くなります。
たとえ、どんなに有益と思われる情報を数多く手に入れることが出来たとしても、そこに霊的成長がなければ何の意味も持ちません。
大概、この世のほとんどの情報は何の意味も持っていなかったりするものです。

その情報に意味があるかないかは、人間一人ひとりの直感力に委ねられてきます。
魂が霊的に成長を遂げていくにしたがって、何が本当に役立つ情報なのかが分かってくるものです。
しかしそうした情報は得てして、知識人や権力者の反感を買うものだったりもします。
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一個人の記憶、人類の記憶、宇宙の記憶・・・。
そこに大した差はない。
一瞬は永遠。

今、この瞬間を感じてみる。
普段よりも強く、感じてみる。
過去と未来に挟まれた、この一瞬を・・・。

僕が今、ここに存在していることの意味を、強く意識してみる。
自由意志の法則を、強く強く意識してみるのだ。
この魂が、いったい何を求めていけばよいのかを・・・。



北近畿タンゴ鉄道に乗って西舞鶴に行き、そこで青春18きっぷにスタンプを押してもらい、JR舞鶴線に乗り換えます。
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本当は京都に寄っていきたいところだったけれど、目指したのが三輪山(大神神社)だったので、時間的にも余裕が無く、一気に奈良へ。
奈良でホテルを予約してから、桜井線に乗って三輪で下車。
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↑の写真に写っているのが、本当に見た目はなんていうことのない普通の山なのだけれど、大物主大神(ニギハヤヒ)が封印されているという三輪山です。
旧ブログの鉄道ひとり旅 2013 総括編にも書きましたが、かの陰陽師安倍晴明は三輪山を眺めながら、こうつぶやいたそうです。
ここには我が国において、文字や数字や楽や舞や風習行事の中にそのすべてを象徴として隠し、その本性は記紀においても隠された〝知恵と魔術の神〟が封印されている。
実は、大物主大神を強く意識しながら大神神社に向かっている途中、ふと三輪山を見上げたらビリビリと体に電気が走りました。
「おぉ、やっぱり大物主大神様はここにいらっしゃる。」
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↑の大神神社大鳥居は高さが32,2m、柱間が23mもあります。
昭和五十九年十月十三日の昭和天皇の行幸、御親拝、またご在位六十年を奉祝して、この大鳥居が建てられたそうです。
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ここでも不思議な人物に遭いました。
↑の鳥居を潜る前に、僕以外にもうひとり、若くて背の高い丸刈りの男性が参拝に来ていました。
僕は鳥居の写真を撮ろうと思ったのだけれど、撮る位置がなかなか定まらなくて随分と時間を費やしてしまいました。
鳥居を潜ってしばらく歩くと祓戸神社があったので、ここでお祓いしようと思って中に入ろうとしたら、先ほどの若い男性が僕の目の前を横切って祓戸神社の中に入っていきました。
僕は鳥居の前でかなりの時間を費やしたのだけれど、それなのにあたかもその男性はわざわざ僕が来るのをここで待っていたかの様でした。
祓戸神社はとても狭いので、その男性のお祈りが済んでから中に入ろうと思っていました。
その男性も僕と同じ様な大きな旅行用バックを持っていたのだけれど、そのバックを地面に置き、右の手で左肩を払い、左の手で右肩を払い、最後に右の手で首の後ろを払って、そして「な〜んと〜か〜、な〜んと〜か〜」と、祝唄なのか、それとも祓い唄なんていうものがあるのか、何を言っているのかまったく分からなかったのだけれど、とにかく何かを唱え始めました。
その唄はなかなか終わりそうになかったので、ちょっとお邪魔をしてその男性の隣に立ってお祈りをしました。
僕も真似をして、バックを地面に置き、右の手で左肩を払って・・・。
その時、隣の男性の言葉の意味がはっきりと分かる様になりました。
「はらい〜たまえ〜。きよめ〜たまえ〜。」
僕は心の中で、ついつい思ってしまいました。
「右に同じ。」そして薄笑い。
いけないいけないと思い、背筋を正して真剣にお祈りをしました。
僕は先に一礼をして出てきました。
その時、その男性はまだ唱え続けていました。
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そういえば、これも旧ブログの鉄道ひとり旅 2013 part1〜瀬織津姫に想いを抱いて鉄道ひとり旅 2013 part2〜ベルと白鷺と不思議な球にも書きましたが、祓戸大神には、瀬織津姫(せおりつひめ)、速秋津姫(はやあきつひめ)、気吹戸主(いぶきどぬし)、速佐須良姫(はやさすらひめ)がいて、この四柱が揃って、この世の中に蔓延する禍事(まがこと)、罪穢れを洗い流すことができるのだといいます。
瀬織津姫は禍事、罪、穢れを川から海へと流し、速秋津姫は海の底で禍事、罪、穢れを待ち構えていて飲み込む。気吹戸主は速秋津姫が禍事、罪、穢れを飲み込んだのを確認してから、根の国、底の国に新鮮な息吹(波動)を放つ。速佐須良姫は根の国、底の国に持ち込まれた禍事、罪、穢れを浄化して無くす。

その旧ブログで、〝現在、この四神は封印されている。だから、この世は禍事や罪や穢れが蔓延しているのかもしれない。〟と書きました。
三輪山に封印されている大物主大神と共に、その封印が解けた時、「ミロクの世」「千年王国」が訪れる・・・のかもしれません。
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「この夫婦岩は大物主大神と活玉依姫の恋の物語である三輪山説話を伝える古蹟とされ・・・」と書かれています。
活玉依毘売(いくたまよりひめ)というたいそう美しい姫がいた。毎夜、みめかたち振る舞いのいい青年が訪ねてくる。そのうち姫は身ごもった。両親は驚き姫に尋ねると「名も知らない美しい若者が通ってきて、夜々を共に過すうち身ごもりました」と答えた。両親は身許を知りたいと思い「赤土を部屋に撒いて邪悪を払いなさい。そして、麻糸を針に通して男の着物の裾に射すのですよ」と姫に教えた。
その夜、いつものようにやってきた男に、姫は教えられたように着物の裾に針を射した。夜が明け、男の姿は消えたが麻糸は戸の鍵穴から通り抜けていた。麻糸をたどっていくと三輪山にたどりついた。夜な夜な訪ねてくる青年は、三輪の大物主大神の化身だったのだ。
姫は神の子を孕んだのだった。糸巻きには三勾(三巻き)の糸が残っていたのでこの地を美和(三輪)といった。 
なんだか処女マリア様のお話に酷似しているとは思いませんか?
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巫女さんの紅白の衣装が深緑の景色に映えます。
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大神神社の拝殿に参拝した後、石段を降りる途中で、先ほどの男性とすれ違いました。
男性は僕に頭を下げたので、僕も男性に頭を下げました。
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今、色々と考えてみると、やはりあの男性は大物主大神の化身だった様な気がしてきます。

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前回の記事の後半でクリスタル・ベルの写真を載せましたが、クリスタル・ベルとはいったい何者なのか、まだ正直なところよく分かりません。
確かなのは、あれはただの飛行機雲ではないということと、神社仏閣と何だかの深い繋がりがあるということです。

そして、今回の旅でもずっとそうだったのですが、見た目は普通の人間なのだけれど明らかにただの人間ではない何者かが僕の後をずっとついてくることがあるのですが、彼らとクリスタル・ベルもやはり何だかの関係があるのではないかという気がしています。
今回の旅では、数えてみるとだいたい4人いました。
おそらく4人とも、同一人物だと思います。
そして、神社にお参りする度にその謎の人物は若返っていきました。

東京駅で寝台特急を待っている時に見た謎の人物は、本当にお年を召されたよぼよぼのお爺さんでした。
他の周りの人たちは、みんな長旅用の大きな荷物を脇に抱えていたりするのだけれど、そのお爺さんだけは手ぶらで家からそのまま出てきて、散歩がてらにちょっと東京駅に寄ったという様な装いでした。
そして明らかに僕を横目でちらっちらっと見ながら、薄笑いを浮かべていました。
僕はといえば「あっ、また現れたか。いいや、ほっとこ。」ってな感じです。

出雲大社に参拝した後は、定年間際といった感じのメガネを掛けた男性になって現れました。
突然、一畑電鉄の出雲大社前駅のホームで写真を撮ってくれと言われて、この男性からカメラを渡された時には驚きました。
JR出雲市駅に着くと、どこへ行こうかと迷っていたのですが、結局元伊勢籠神社を目指すことにして米子行き電車に乗ったのですが、電車の窓から駅のホームを覗くとあの謎の男性が目に飛び込んできました。
いかにも「お前はその電車に乗るのか。俺は逆の方へ行きたい。今すぐ降りてこっちのホームに来い。」とでも言っているかの様な仕草をしていて、あっちきょろきょろこっちきょろきょろしていたり、僕に目立つ様に立ち位置を変えてみたり、その場でウロウロしてみせたりしていました。
逆の方ということは、山口の方でしょうか?

籠神社へ向かう途中の電車ではまた別の男性になりきっていて、僕は2つの座席が向かい合っているところの窓側の席に座っていて電車も凄く空いていたのですが、わざわざ僕の真向かいの通路側の席に、やっぱり薄笑いを浮かべながらその男性は座りました。
僕は一瞬「あっ、また会いましたね。」と心の中で思いながら、読んでいた本にまた集中しました。
突然、はっと思ってその男性を見ると、その男性の顔にはもう薄笑いはなく、メガネの奥の細い目で僕をずっと見ていました。

東京へ向かう一番最後の日には、まだ十代か二十代のメガネをかけた女性に変身していました。
電車の中で見た時には謎の人物が彼女だということを気づけなかったのですが、駅の改札で次に乗る電車の時間を調べている時に、また彼女を見かけました。
彼女は身動きひとつせず、明らかに僕を見ていました。
まったく目をそらさずに・・・。

僕はずっと、彼らはスペースファミリーかもしれないと思っていました。
しかし、こうしてお参りする度に若返っていくというのを考えてみると、僕のハイヤーセルフの化身なのかもしれないと思う様になってきました。
ひょっとすると〝クリスタル・ベル、神社仏閣、謎の人物〟これらはそれぞれに〝スペースファミリー、古代から続く神々、ハイヤーセルフ〟という三位一体を示しているということなのかもしれません。
(あるいはハイヤーセルフというよりも、僕のご先祖様と関係があるのかもしれません。どことなく謎の人物たちの顔が僕や父に似たところがあったので・・・。)

 

さて、米子駅で青春18きっぷに日付の入ったスタンプを押してもらい、山陰本線で福知山まで行って私鉄の北近畿タンゴ鉄道に乗り換えました。
(豊岡で乗り換えてもよかったのだけれど、福知山からの方が料金が安かったので・・・。)
偶然、何も知らずに「丹後あおまつ号」なんていう電車に乗りました。
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まるで動く喫茶店です。
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他にも「丹後くろまつ号・丹後あかまつ号・タンゴ悠遊号・ダイニング列車」なんていうのもあるそうです。
こういう電車がもっと増えれば、日本ももっと楽しくなるのに・・・。
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この日も早々と午前中に携帯でホテルの予約を済ませておいて、天橋立に着くと早速海に向かいました。
天橋立といえば日本三景のひとつで風光明媚な場所だけれど、生まれて初めて来ました。
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そういえば都市伝説的な話にもなりますが、天橋立をヤコブの梯子(ヤコブのはしご)に喩えている人もいました。
ヤコブの梯子というのは、創世記28章12節のヤコブが夢に見た天使が上り下りしている天から地まで至る梯子、または階段のことです。
なかなか面白い話です。
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ちょうど昨日あたりに梅雨明けしたみたいで、砂浜は海水浴客で賑わっていました。
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この日は天橋立ホテルで一泊し、翌日レンタサイクルで向こう側に渡りました。
そして元伊勢籠神社に到着。
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籠神社の奥宮の真名井神社は、昔は吉佐宮と呼ばれていて、豊受大神様をお祭りしていたそうです。
そこへ祟神天皇の時代に天照大神様がお遷りになって、4年間ご一緒にお祭りされていました。
その後、天照大神様は垂仁天皇の時代に、豊受大神様は雄略天皇の時代に、それぞれ現在の伊勢神宮の外宮・内宮の地へとお遷りになりました。
その後は主祭神を天照國照彦火明命様として、719年に神様を真名井神社から現在の籠神社の地へとお遷ししたそうです。
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この像は、浦島太郎の元はここだったということを物語っています。
動物を助けて恩返しされるというお話は世界中にありますが、箱を持って帰ってきたのは浦島太郎だけ。
さて、その箱とは何ぞやということ。
今でも海から箱を運び上げるお祭りが、ここにはあるそうです。
亀はおそらく箱の象徴。
ユダヤの三種の神器が入れられた箱、つまり聖櫃アークは四隅とあと長方形の長い方の辺の真ん中の2つを合わせて6本足。
八岐大蛇は首は八本だけれど、二本の足は三又になっていて合わせて6本。
須佐之男命は聖櫃アークを開けて三種の神器のひとつ〝アロンの杖〟を取り出した。
それは日本名で〝天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)〟と呼ばれるもの。
な〜んて話も・・・。
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いよいよ真名井神社へと向かいます。
約0,5kmある道程の坂を上がっていくので、なかなかいい運動にはなります。
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ここが真名井神社。
最近はバワースポットとしても有名。
長嶋茂雄さんが巨人の監督をされていた時に、夫人が生前に水を汲みに来て、翌年見事優勝されたとか、また女優の檀れいさんが鉄欠乏性貧血で出演予定だった舞台を降板した時に、お忍びでここを訪れたら俳優の及川光博さんとご結婚されるに至ったとか、その他にも多くの人にご利益をもたらしているのだそうです。
でもこの日は僕以外にもう1人ぐらいしかいなくて、それでこの山の中だから、なんだか宮崎駿監督のアニメの世界に紛れ込んでしまった様な不思議な感覚がありました。
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これが"天地根源真名井の水"と称されている、知る人ぞ知る聖地の泉。
「真名」とは「本当に素晴らしい」という意味で、清水につけられる最高敬称。
この神社の狛犬は犬ではなく龍になっているから、水神である龍の力を感じます。
ご神水は「過去を浄化し曇りを祓う効果」があるとされていて、最近では縁結びの徳があると話題にもなっています。

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〝高天原を追放された須佐之男命(すさのおのみこと)は、美しい娘を間にして泣いている老夫婦に出会った。夫婦は大山津見神(おおやまづみのかみ)の子、足名椎神(あしなづち)と手名椎神(てなづち)、娘は櫛名田比売(くしなだひめ)といった。〟


出雲は日本最古の古典『古事記』の舞台となった場所。
中でも冒頭に記した『八岐大蛇退治』の話は、誰もが一度は聞いたことがあると思います。
八岐大蛇の正体は一般的に斐伊川の氾濫とも、山賊や盗賊とも、あるいは 敵対する豪族等を退治する話を寓話化したともいわれています。

またこんな話もあります。
宮崎駿監督の「もののけ姫」に、鉄を作るシーンが登場します。
これは〝たたら〟と呼ばれる日本古来の製鉄法で、奥出雲はその中心地でした。
『古事記』にはこうあります。
大物主大神(おおものぬしのおおかみ)と勢夜陀多良比売(せやたたらひめ)が結ばれ、後に神武天皇の皇后となる富登多多良伊須須岐比売命(ほとたたらいすすきひめのみこと)が生まれたのだと。
つまり、神代の時代からすでに〝たたら吹き〟は行われていたということです。
〝たたら〟で廃砂を流すと、斐伊川は真っ赤に染まったのだそうです。

〝怪物は八岐大蛇といい、八頭八尾で目はほうずきのように赤く、腹には血がにじみ・・・〟

こうして有名な〝天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)〟が生まれました。
八岐大蛇の頭上には常に雲が立ち込めていたことから、このように名付けられたそうです。
のちに三種の神器のひとつ〝草薙剣(くさなぎのつるぎ)〟となって「熱田神宮」に納められるのですが、旅の最後の方で僕は「熱田神宮」にお参りしているので、その時にまた詳しく書こうと思っています。

八岐大蛇とは〝たたら〟の部族だったのではないかというのが、今のところの有力な説です。
〝天叢雲剣〟はその部族が象徴的に持っていた剣で、須佐之男命はその部族を討伐してから、その象徴であった剣を高天原に献上することによって復権を許されたということになります。

この話には、もっともっと裏に封印されている何かがある様な気がします。
たとえば須佐之男命は朝鮮半島出身だったという説がありますが、もともとは日本人も朝鮮人も同族だった考えれば、それほど飛躍しすぎた説でもないのかもしれません。
もちろん真実がどうだったかというのは、おそらく誰も分かりません。
タイムマシーンでも発明されない限りは・・・。
しかし事実がどうであれ、大切なのは物語の一人ひとりの受け取り方だと思うのです。
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出雲には『因幡の白兎』という有名なお話もあります。
正確には〝白兎〟ではなく、〝素兎〟と書くそうです。
〝素〟とは〝何もない〟という意味で、毛皮を剥かれ素っ裸になった兎を表しているのだそうです。
また、〝大国主大神〟の最初の名前は〝大己貴(おおなむち)〟で〝大穴持〟とも書き、〝穴〟は欠落を意味していて、魂に〝無〟を持つ神様という風に解釈できます。

大己貴には八十の兄弟神がいて(八十とは実際の数字ではなく、沢山という意味)、八上比売(やかみひめ)との結婚を巡って兄弟神と対立関係にありました。
その為、大己貴は兄弟神に何度も命を奪われます。
赤い猪に見せかけた焼け石を落とされて大やけどを負い命を失ったり、大木に楔を打って木の割れ目に誘い込んでから楔を外して挟み殺してしまったり・・・。
しかし兄弟神に何度いじめられても何度命を奪われても、蘇って立派な男へと成長していきます。

つまりこれは魂の成長の物語であって、輪廻転成や永劫回帰にも繋がってくると思うのです。
〝大国主大神〟は、他にも葦原色許男神(葦原醜男)、八千矛神、大国玉(魂)神、顕国玉神、大物主神などなど、幾つもの別名を持つ神様です。
それだけ多くのお役目をお持ちなのだということになり、仏教の千手観音の様な応用自在な力の持ち主だといってもいいのかもしれません。
才能や魅力とは突出か欠落、つまりゆがみである。円満な人格は素晴らしいが、社会を震わすような才覚のほとばしりは期待できぬ。歪曲があればこそ、独特の視野を持つことができ、独特の解釈をすることができる。その独特さがいい方に出れば、世の輝く才能となるのだ。
しかし、独特な感覚が災いすることも多い。若いころにいじめに遭う人などは、ほぼ全員が才能を持つ人といっていい。
いじめというのは、ゆがみを目指して押し寄せる。個性や才能が豊かな人はほとんどいじめに遭うものだ。才能や個性的な魅力がありつつ、力のない人がいじめられるのである。子ども時代にいじめられた人は自信を持つべきである。才能や魅力の証なのだから。
非力でありながら才能の片鱗を見せ、姫神に好かれていた大己貴が、八十神の嫉妬を買い、いじめられたのは当然なのだ。それが祖先である素戔嗚尊からビシビシと鍛えられ、実力をつけ、さらには権力も手にして戻ったのだから、才能と魅力たっぷりのモテ神になったのもまた当然なのである。
(大国主大神/辰宮太一)
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出雲大社の参拝が一通り済んで、今日泊まる宿を決めようと思って携帯で調べてみると、なんと何処も満室になっていました。
そんな馬鹿なと思い、観光案内所に行くとやっぱり何処も空いてなくて、係りの人にこの辺りのホテルと旅館の一覧表を渡されて「これでお客さんの方で電話して調べて貰えますか?」と言われました。
やっぱり休日の初日はもの凄い混みます。

片っ端から電話するのも面倒なので、携帯で中国地方全体のホテルの予約状況を調べてみると、4つほどヒットしました。(シングル、朝食付きで検索)
その内のひとつ、米子駅前のホテルに決めて、あとはゆっくりと米子を目指しながら観光気分を味わうことにしました。

電車の中で本を読むのが僕のひとつの楽しみではあるのだけれど、前から読みたかった本を手に入れることが出来なくて、それでたまたまキヨスクで目についた本を買って読んでいました。
それが小澤征爾さんと村上春樹さんの対談集で、タイトルが『小澤征爾さんと、音楽について話をする』。
これが意外や意外にもの凄く面白かったので、旅の記事が終わったら、その次にこの本の感想などを載せたいです。
(追伸:小澤征爾x村上春樹『小澤征爾さんと、音楽について話をする』の感想文を書きましたので、こちらからどうぞ。)

因みに出雲市駅から米子駅に行くまでに青春18きっぷを使ってしまったら勿体無いので、18きっぷを使うのは明日からということにしました。
米子に着いてからホテルをチェックインして12階までエレベーターで上がって部屋に入り部屋のカーテンを開けるともの凄い眺めのいい景色が・・・。
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なんということ、凄い太陽、それに飛行機雲、いや違う、あれはクリスタル・ベル。
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↑の写真は、その前の写真の数秒後に撮ったもの。
コピペをして2つの写真をスライドして見ると分かると思うのですが、右上の方から1機のクリスタル・ベルがもう1機のクリスタル・ベルを目指して飛んでいくのが分かるかと思います。
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そして空にXという文字が浮かび上がります。
将来、あなたとわたしは巡り会う、というメッセージと捉えました。
今日の出雲大社参拝と、何だかの関係があるのは間違いありません。
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やがてXの文字は崩れていき、太陽も地平線へと消えていって、不思議な表情をした雲たちが顔を現します。
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クリスタル・ベルたちの余韻を残しながら、米子の街は眠りに就こうとしています。
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もう毎年恒例の僕の行事となってしまった神社を巡る一人旅から、昨日帰ってきました。
7月19日に旅立ってから1週間、行きだけは寝台特急でしたが、その後は青春18きっぷを使った鈍行列車の旅だったので、なかなかの疲労感があります。

青春18きっぷを使ったといっても、目的の場所がJRの駅からだいぶ離れていて私鉄やバスに乗ることが多かったので、あまり有効的な使い方は出来なかったと思います。
出雲大社、籠神社、真名井神社、大神神社、伊勢神宮(外宮、内宮)、伊雑宮、熱田神宮・・・。
思えば、これだけの数を約一週間で回ろうと思う人も、取材か何かではない限りそうはいないかもしれません。
何もカッコつける訳ではありませんが、個人的なお願いをする為にお参りをしてきたのではなく、日本の平和、世界の平和、宇宙の平和、みんなの幸せを本気で願ってきました。
これは理屈ではなく、本当は自分でも何が何だか訳が分からないのだけれど、そこへ訪れることによって何か大きな全体的な流れが変わっていく様な気がしていたのです。
(でも本当のことを言えば、平和への願いの後にちょっとだけ個人的なお願いごとをしてしまったのだけれど、それはいけないことだったのかどうなのかとちょっと不安になっていました。今は〝そんなの全然関係ない〟というメッセージみたいのを感じてはいますが・・・。)

これだけお参りしてくれば、当然神秘的な現象も多々起きてきます。
昨年の旅の様な精霊のオーブを写真で捉えることはなかったですが、クリスタル・ベルやUFOが久しぶりに姿を現したし、今回は珍しく怪奇現象などもありました。
(怪奇現象といっても、それほど怖くはないです。どうやら神様たちが相談をして僕を〝不可能な場所〟へと導いたようです。)

ここであらかじめお断りしておきますが、僕は起こったことを出来うる限り正確に書いていこうと思っています。
(当然のことだけれど、嘘は神様がもっとも嫌う要素なので嘘はつきません。というより、つけません。)
肝心なのは、起きたことをどう捉えるかということです。
ただの錯覚を怪奇現象と捉えたり、単なる偶然を奇跡だと捉えることだって出来ます。
しかし錯覚や偶然ではない確かな証拠があれば、それは間違いなく異次元からのメッセージということになります。
そうした異次元の世界が存在していることを知らない人があまりに多すぎる為に、間違った生き方をしている人が増え、そして人類は大きな危機を迎えてしまっているのだと思うのです。
少しでも多くの人がそのことに気づいてくれたらと願いながら、この記事を書き進めていきたいと思います。
(こうした目線で捉えていくことを一部の神様たちはあまり良く思っていないのかもしれません。しかし、あくまでも記事は3次元目線〝人間の目線〟で進めていくつもりです。つまりこの世は3次元世界だけではなく、ちゃんと異次元世界は存在しているのだということを証明していくブログにしたいのです。)

〝自分ひとりが何か行動を起こしたって世界は何も変わらない〟という考えは、大きな間違いです。
たったひとりでも、行動を起こせば世界は大きく変わります。
たとえ行動を起こさなくても、考え方を変えるだけで大きく変わります。
この一人旅によって、何だか世界全体の流れが良くなった様な気がしています。
だから、おそらく悪質な事件や大きな事故はしばらく起きないと信じています。
(というより、願っていますが・・・。)

僕が旅をする目的は、神社参りの他に自然に触れること、そしてそれが作曲の糧に繋がっていくことにあります。
またその作品から発せられる波動が水輪の如くに広がっていって、それが新世界への道標となればと願っているのです。

 

さて、昨年は伊勢神宮→出雲大社という順にお参りしてきたのですが、式年遷宮を終えている今年は順番を逆にしようと思い、まず出雲まで一気に飛行機で飛んでしまって、それから復路に青春18きっぷを使いながら伊勢を目指そうかとも考えていました。
しかし旅立ちの3日前だというのに、なんと寝台特急のきっぷが手に入ってしまったので、この方がすごく楽だし寝台列車に乗るなんて初めての経験だし、これで行かない訳にはいかなくなりました。
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その寝台特急というのが「サンライズ出雲・瀬戸」
なぜか女子に人気があるそうで、やはり出雲大社が縁結びで有名な神様ということもあるのでしょうか。
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たぶん揺られて寝られないかもしれないと思っていたのだけれど、意外や意外、ものすごい気持ち良く寝てしまった・・・w
そういえば電車通いをしていた学生時代に、よく疲れて寝てしまうことがありました。
体があの頃のことを思い出します。
この揺れ方は堪らなく眠気を誘う・・・。
2014hitori03
目が覚めてブラインドを上げたら、空が少し明るくなってきていました。
もう大阪あたりに来ているのかもしれません。
ちょっと喉が渇いたので飲み物を買いに自動販売機に行くと、「寝れない」という字を顔に書いたおじさんたちがミニロビーでたむろしていました。
僕はA寝台シングルデラックスという一番良い寝台だったから寝られたのかもしれない。
寝台料金のいらない一番安いノビノビ座席だったら、たぶん寝れなかったかもなんて思いながら、また極上ベットに横たわります。
本当はB寝台でも良かったんだけれど・・・。
2014hitori04
景色が当たり前の様に、次から次へと移り変わっていく。
昼間の大都会の雑踏も、この時間はきっと人なんかどこにもいないのではないかと思うほど静かなのだろう。
時代も人生も、当たり前の様に次から次へと移り変わっていく。
みんなそれぞれに、酸いも甘いも味わい尽くしながら・・・。
2014hitori05
岡山駅で出雲市行きと瀬戸行きに分割されます。
浴衣を着ているしマニアでもないので、わざわざ外に出て写真を撮りには行きませんでした。
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伯備線に入りました。
時間は、だいたい7時になろうかというところです。
山々の頂きには白い霧の様な雲が掛かっています。
昨日の東京は土砂降りの雨だっただけに、ちょっと天気が心配。
山陰地方の天気予報は晴れだったけれど。
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昨年この地方を訪れた時に自然のあまりの美しさに虜になってしまって、また電車の窓からだけれども、この自然と再会することができました。
↑の写真もどことなくジオラマっぽく写っている。
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そろそろ終点の出雲市駅が近づいてきたみたいです。
いつの間にか雲は見えなくなって、すごく良い天気になってきました。
顔を洗って朝のシャワーも終えて身支度も済んで、いよいよ出雲大社に向けて出発です。
2014hitori12
次回へと続く<<<

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なかなかブログ更新が出来なくて、本当に申し訳ないです。m(_ _)m
それにも関わらず、意外にも訪問者数はそれ程少なくはないので、とても感謝しています。

そうではあるのだけれど、記事の内容が普通の一般的な記事とはだいぶ掛け離れたぶっ飛んだ様な内容になっているだけに、〝相手にされていないのではないか?〟とか、そういう不安は常に付きまとってきます。
もともと僕は極度の心配性な質だっただけに、その性格を自分で幾ら治しても、いつの間にか元の木阿弥になっていたりするのです。(本当に・・・m(_ _)m)
それがどんなに取り越し苦労であるのだとしても・・・。
気がつけば、物質的な方(体が欲求する方)に偏りすぎてしまっている。
これはブログで何度も唱え続けてきたことだけれども、言うは易し行うは難しです。
来週からいよいよ青春18きっぷが使えるので、旅に出て自然を満喫して、精神的なものを取り戻してきたいと思っています。(作曲も・・・やばい)

そもそも自然に〝天から降ってくるもの〟を僕は記事のネタにしているので、心身が不健全な状態に陥ると盲目になって何を書けばいいのか分からなくなり、それで何日も更新が出来なくなってしまうことがあるのです。


それにしても、なぜ物質的な方に偏ってしまったかと言えば、思い当たるのはW杯。
今年のW杯は結局ドイツの優勝で幕を閉じたけれど、ドイツ以外の負けた国の応援をしていた人たちは、当然皆ネガティブになります。
特に、自国開催でありながら準決勝に3位決定戦と2度も苦杯を舐めたブラジルの心痛はいかほどか!?(エースのネイマールの負傷を加えればトリプルパンチ)
日本代表の結果は凡その見当はついていたけれど、そんな僕でさえいまだに敗北の傷は癒えない。
ハッピーになれるのは唯一ドイツ国民だけ。
実に50万人のドイツ国民の凱旋パレードをニュースなどで見て、どれ程の世界中の人たちが指をくわえていることか・・・。
僕だけではなく、いったいどれだけの人間がこの1ヶ月間で毒を喰らったことか・・・。
まさに3S政策を唱える闇の勢力にとっては願ったり叶ったり・・・。

そういえば、ドイツのユニホームを見て何か気づかないでしょうか?
赤と黒はサタン(ルシファー)の象徴。
横縞はどことなく白黒の囚人服を連想してしまいます。
これ以上書くと危ないので止めておきます。
【太占】能力をただただ生かせよ
 
何も案ずる必要はなし。
美しき魂保ち生きらば天の加護ありなん。
誰しも、過つことありなん。そは成長に繋げばそれでよし。
心配も不安も全て捨てさり、己の能力をただただ生かせよ。
さなる目的に邁進するなれば、この神が力を与え導かん。

木花咲耶姫(このはなさくやひめ)様からの神示/2014年07月14日
まさに仰る通り、タイムリーな神示で感謝に堪えません。
ここの所の僕は、低周波数と繋がりやすくなって危険な状態でした。
魂を磨くには、何かに熱中するのが一番。
美しい言葉を使い、美しい音楽を作ること。
それしか、この泥沼から這い出る方法はありません。

まずはその前に、旅に出て自然に触れようかと・・・。








出雲への旅立ちは、19日の夜と決めました。
行きは贅沢にも寝台特急に乗ることに決めました。
実は今日、切符(寝台券と特急券と乗車券)を購入してきたのだけれど、なんとそれはその日の最後の残り1つの切符でした。
試しにみどりの窓口の係りの人に聞いてみると、前日も翌日もすべて満席とのこと。

これはまさに、神様がわざわざ僕の為に切符1枚だけを残しておいてくれたとしか思えないです。
いや、想念は具象化するということが、自分の中で立証された瞬間だったのかもしれません。
寝台特急の存在を知ったのが昨日で、普通に考えればもう遅い訳です。
それにも関わらず「乗りたい!」って思ったら、もういても立ってもいられない程ワクワク感があって、キャンセル待ちなんて考えたくもなかった訳です。

どっちが本当なのだろうと思う訳です。
神様のお膳立てなのか?僕自身の想念の具象化なのか?それとも両方なのか?
実は買い物をしておつりが5円や50円だったりすると、お参りに来て欲しいという神様からのメッセージみたいなものを感じたりします。(一般的に5円玉や50円玉の様な穴あき銭をお賽銭に使うのは縁起が良いとされています。)
ずっとおつりが5円や50円っていうのはなかったのだけれど、本当についつい最近になって5円玉や50円玉が沢山集まる様になってきたのです。
このタイミングでこういう状況というのは、もうあれしかありません、あれしか・・・。

魂磨き+想念+お膳立て、この3者には密接な関係があるのかもしれません。
どれかひとつでも足りないと、結局何も起こせない。
逆に言えば、この3者が成り立っていれば、どんな奇跡でも起こせるってことかもしれません。

ここの所の何日間で随分と魂は汚れてしまったみたいだけれど、寝台特急に乗れるというワクワク感が想念と神様のお膳立てをぐっと引き立てて、今日一日だけで何だか魂が清められてしまった感じがしています。

来週はひとり旅真っ最中で、再来週は旅の記事てんこ盛りになっていると思います。
いよいよ神話を巡る旅の再開です。


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